例によってその2は未定です


最近はなろう小説※1が段々とメジャーになりつつあり、アニメ化されたり漫画化されたりといったメディアミックスも珍しいことでは無くなりました。
そんなネット小説でも自分が気に入った物を紹介していきます。
今回はオリジナル、1次創作。

※1:小説家になろう!というサイトで連載されている小説のこと。主に界隈ではテンプレ化した展開が多い小説に対して呼称されることが多い。(テンプレ例:異世界転生、ハーレム、努力せず得た力(チート)、等々 他細かな展開でも似通ったことがあったりする)


・最果てのパラディン
サイト:小説家になろう! http://ncode.syosetu.com/n5115cq/
作者:柳野かなた
ジャンル:ファンタジー
書籍化:現在4巻まで 漫画化も開始

トップバッターということで、僕が小説家になろう好きな作品トップ3の1つ。

文章はライトノベル的で、なろうに連載されている中ではかなり文章力は高い方です。
主人公は現代に生まれましたが、引きこもりで何を為すでもなく、それが仇となり結果として死んでしまい、気付いたときには何故か異世界に居ました。異世界転生物ではよくあること。
赤ん坊の姿で生まれ変わった主人公はウィルと名づけられ、3人の不死者達に育てられることとなります。
彼らから知識、技術、そして愛を教わりながら成長して行きますが、当然の疑問を抱きます。何故自分は不死者達に育てられているのか?何故保護者達は不死者と化しているのか?
そうした疑問が解けていくにつれ、ウィルは自らの運命に直面することとなります。


僕がこの作品で一番好きなところは地の文です。素直な主人公の心情、中世ファンタジー的描写、そういったところに惹かれました。
なろう小説といえばどんな形であれ大体かわいい女の子が出てきてヒロインやってたりしますが、ほぼ出てきません。
たまに出てきても脇役だったりするのでかわいい女の子を求めている人にはオススメ出来ません。代わりに出てくるのはむさくるしい男や、美形な男、普通の男、おっさん、男ばっかりじゃねーか!
自分自身が小説にかわいい女の子を求めていないのもあって、こういった作品は貴重かつ嬉しいですね。

パラディンとなったウィルが様々な困難を仲間達と共に、剣と魔法と信仰、そして鍛え上げた筋肉によって解決していく気持ちの良い作品です。
まだまだ連載中ですが、読後感も良いので是非読んでみてください。


僕はこの紹介文を書いていてエラゴンという小説を思い出しました。魔法のモチーフがちょっと似てる。
こちらも面白い小説なので、機会があれば読んでみてください。図書館とかにあるかも。
紹介コーナーと銘打っておきながらなんですが、僕自身ネタバレが嫌いな方なのであまり深いところまでは紹介出来ないんですよね。でもネタバレを回避しつつどうやって紹介文を書くかという文章の練習になるので、出来るだけ続けていきます。

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